どちらの牛乳から買いますか?
最近、環境についての意識が高くなっています。
いくつか理由があるのですが、そのひとつが同じ街で活動中の隊員から借りた「高木義之さん」という方の著書や講演DVDで環境問題の悲惨さを再認識したり、コロンビアの自然の豊かさとその一方でコロンビア人のゴミに対するモラルの低さを感じたりして。
そのDVD内にこんな質問がありました。
あなたの家の冷蔵庫に2本の牛乳があります。
その日付はどちらも賞味期限内だけれど、一方は古く、もう一方は新しい。
あなたはどちらの牛乳から飲みますか?
講演会場のお客様の答えは古いほうから。
私もそう思います。
理由は、新しい方から飲んだたら古い方がいつか飲めなくなってしまってそれはもったいないと思うから。
それに続く質問。
スーパーに牛乳を買いに来ました。
そこにはどちらも賞味期限内だけれど、古い日付の牛乳と新しい日付の牛乳があります。
あなたはどちらの牛乳を買いますか?
講演会場のお客様のうち、半数以上の人の答えは新しい牛乳を買う。
私はどちらかな、と思いつつ、やっぱり新しいものがあればそれを買ってしまうかも、と思いました。
スーパーでは日付の古い食料品の方が手前に置いてあっても、
新しい日付のものを探してしまう、そんな経験があります。
では、日付の古い牛乳はどうなってしまうのか。
売れ残り、いつか賞味期限が切れ、廃棄される。
もったいないのは家庭でもスーパーでも同じなのに、どうせ買うなら新しいものを、
という意識がどこかにあったように思います。
環境先進国と呼ばれる国では、消費者は日付の古い方から買う義務があるそうです。
現在の日本の食糧自給率は28%とか。
72%もの食料を海外から輸入しているというのに
毎日3000万人分の食料が廃棄されているそうです。
学生時代、ファミレスでバイトをしていた時に、食べ残す人の多さ、
賞味期限が切れて捨てる食料の多さに呆然としたことがありました。
コンビニでバイトをしていた人から夜中に出る賞味期限切れの食料品廃棄量の多さを聞いたこともありました。
一方、世界では1日に5万人もの人が飢餓で亡くなっているそうです。
日本の飽食と世界の飢餓はつながっている、食べ残す事も牛乳を買う事もつながっている問題。
DVDを観て自分の行動を振り返って反省したりしました。
皆さんはどちらの牛乳から買いますか?
- - 追記です - -
日本は賞味期限に対して厳し過ぎるような気もします。
多少期限が古くても、期間内であるなら、そして期間中(もしくは多少過ぎても)
消費できる目安があるなら消費者はやはり古い方から買うべきなのではないか、
また、家で消費できない位大量に買ってしまう事も間違っているのではないか
というのが私の結論でした。
それでも廃棄する量が多いのであれば、過剰生産、と言うことで
生産する側にも責任があるでしょう。
これは、消費者(私たち)と生産者、どちらの問題でもあると思います。
コメント
世界では1日に5万人もの方が飢餓で亡くなっているとは・・・
知りませんでした。
毎日廃棄される食料の量にも驚きました。
私なら・・・やはり日付の新しい牛乳から買ってしまいます。
食料や資源を無駄にしないために、自らの意識を改革して行きたいと思います。
投稿者: かよ | 2008年01月16日 18:13
> かよさん
飢餓で亡くなっている人がいるとは知っていたものの、数字で知ると重みが変わる気がしますね。
日本の場合、賞味期限に対して厳しすぎるように思います。
食べられるものを大事に頂く、この気持ちを大切にしたいな、と思います。
投稿者: かおる | 2008年01月17日 01:14
わたしもどちらかと聞かれれば新しい物を買うなあ。
でも、いつもは全く気にしていませんね。賞味期限は見たことない。
その前に、古い物から買うと、新しい物を廃棄処分となりませんか。余ってしまうので。
食料の問題は複雑。日本が輸入を減らすと餓死者が減る、という訳ではないのが問題。意識はしていないといけませんが。
投稿者: 謫仙(たくせん) | 2008年01月20日 13:34
なんとタイムリーな!と思うような番組をさきほどNHKが放送していました。
かおるさんのおっしゃるとおり、日本人はこれまで消費期限などの決まりに対して潔癖であり、企業側もそのような価値観で食品を偽装してまで新しい商品として売ろうとしていました。
その価値観を悪い方向に利用されたのが昨年の「吉兆」や「白い恋人」に代表される、食品偽装大国である日本の実態でした。
しかし今、日本では消費期限ギリギリの食品や飲料を消費者に説明したうえで安価で販売する店舗が増えてきているというのです。
中には古い食品などを専門的に買い付けて販売している店舗もあります。 しかも、その店舗がかなり繁盛していて黒字なんだそうです。
日本ではもう食品などが新しいかどうかではなく、古くても安ければ買うという人が多くなってきているように思います。 「新しい」と記載されていることがそれほど価値を持たなくなってきているような気がします。
まぁ、物価が上がっていることと格差が広がっているから「しかたなく…」という理由もあるのでしょうけど…
個人的には、今、新インフルエンザというのが世界的に脅威になってきているらしいので、食料買いだめのために、消費期限が先のものを買ってしまうのですが、、まぁ、これは缶詰とかペットボトル飲料などの話なので、、。
牛乳とか野菜などのなま物はこれから古いものから買ってみようと思います(^-^)
日本に対しては、食料自給率を上げてほしい、と切に願います(無理でしょうが、、)。
投稿者: 山下 | 2008年01月22日 21:50
> たくせんさん
新しい物が余ってしまうのであれば、企業はPOSレジデータなどから生産量を減らすようになるのではないかと思います。
今の日本は過剰生産し過ぎのように感じます。
日本の食料輸入量を減らすことが直接餓死者を減らすことにはつながらない、と私も思います。
けれど、日本が輸入している食材は輸出国の農業・漁業を不自然に変え、その国の自然破壊につながっている事、そして食材を運ぶ際のエネルギー消費時に排出される二酸化炭素などは地球温暖化を招く一因になっており、それもまた環境破壊につながっていること、そして餓死者の多くはそういった環境破壊が原因になっている事も事実です。
それを考えると、日本の食糧輸入の多さは問題だと思えます。
> 山下さん
ちょうどそういったテレビ番組が放映されていたんですね。
生産側と消費者側、お金の面だけではなく、上述したコメントのその食材がどのようにでき、どのように運ばれたのか、も考える必要があるのではないかと思ったりもします。
投稿者: かおる | 2008年01月23日 08:15