印象に残ったセニョーラたち
3回連続シリーズになってしまいましたが、またまた給食サービスの話。
(セニョーラ、というのは英語でいう Mrs.の事、結婚した女性の敬称)

始めはDBの修正と写真を撮影だけだった私の作業、
登録作業を行うMarlenyのあまりに忙しそうな様子を見て、私も登録作業を手伝うことに。
その登録作業を通して見えたコロンビアの貧困。
私が対応した中で、特に印象に残ったのは、、
・ 路上でお菓子を売り暮らすおばあちゃん
このおばあちゃん(70歳位)は事情があって孫と二人暮らし。
コロンビアではよく路上でフルーツやお菓子を売っている人を見かけます。
おばあちゃんは年金をもらっておらず、飴やガムなどを売りながら暮らしているそう。
けれど雨が降れば営業もしずらく、月々の収入は5,000円行くか行かないか。
家賃を聞くと約2,500円。(家ではなく、1部屋を借りているそう)
一体どうやって暮らしているのか、と思っていた矢先、
「実はね、孫に与えるご飯を買えなくて孫に申し訳なく思う日もあったんだよ。
でもここのサービスを聞いて、本当にありがたく思ったよ。」
とおばあちゃん。思わず胸が熱くなりました。
続けて、「このサービスは大人でも受けられるの?例えば私みたいな」
との質問に、「それはできません。」
と答えなければならなく、とても心苦しかった。。。
(このサービスは基本的に14歳まで)
それでもおばあちゃんは、「そうなんだね。でも孫がお腹いっぱいになれれば嬉しいね。
ご親切に本当にありがとう。」と笑顔で登録を終えていったのでした。
・ 文字の書けないセニョーラ
昨年も給食サービスを利用していたという事で、子供の情報を検索する為に、登録に来た子供のお母さんに子供の名前を聞くも、うまく聞き取れなかった&綴りが分からなかった私。
そこで、子供の名前がどういう綴りかをメモ帳に書いてもらえないかとお願いした所、
「ごめんなさい、私、子供の名前が書けないんです。」、と。
現在のコロンビアの識字率はかなり高いと思います。
私の配属先の公立学校に通う生徒は貧困層の子供達がほとんどだけれど、
彼らは文字の読み書きどころか、PCタイピングもかなりなものです。
けれど、高齢女性の中にはそうではないケースがあるようです。
私自身、文字の書けない方を目の前にしたのは初めての経験でした。
失礼な事をしてしまった、と大反省でした。。。

私はPCインストラクターという肩書きを持っていながら、今は教えるクラスは持っておらず
こうして給食サービスのデータ管理をメインに仕事をしているわけですが、
PC教室をしているだけだったら見えてこなかっただろうコロンビアの社会が少し見えて
とてもやりがいのある毎日です。
でもその一方で、この給食サービスは子供の空腹を和らげる一助にはなるけれど、
問題の根本はコロンビア社会・経済・政治にあるのに!、と思えてなりません。
私には、その問題解決に役立てるような活動はできないけれど、
貧困層にある子供達が少しでも良い生活ができるように、少しでも子供達の可能性が広がるように、
と思いながら登録データを眺め、子供の出席を取ったりしています。

写真のように、例外的に14歳以上も給食サービスを受けられるようになっていますが、妊婦であるか、学生である事が条件。
コメント
in principle as good, but the subject was not disclosed
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投稿者: GuawlNulaArew | 2009年03月07日 20:52