19年生きてくれた我が家のわんこ
私がまだ小学生だったある日、祖父が保健所からわんこを引き取ってきた。
柴犬混じりの端正(?)な顔立ちで、すごくおとなしい子だった。
祖父から頼まれ、当時の親友が飼っていたわんこの名をもらって「ラッキー」と名付けた。
年老いた祖父にとって、ラッキーは大きな心の支えだったようで、四六時中一緒にいた。
我が家は中学校が近所なので、在学中は先生が私にラッキーの話題をふってきてくれて盛り上がったこともあった。(祖父が眉毛を書いたりしてたこともあったり…・苦笑)
その祖父が亡くなる前からラッキーも少しずつ歳を感じるようになり、トイレに行きたくて真夜中に鳴きだすことも増えた。
もう5年半が経つけど、祖父の最後を見送ったラッキーは理解できていたのかな…。
私がコロンビアに行く前、だいぶ弱ってきていてヨロヨロ歩く感じになっていたので、出発時にはこれでお別れかな…なんて思っていた。
でも、待っていてくれた。
さすがにもう目が見えなくなっていて、耳もほとんど聞こえていなくなっていたけれど、母手作りの愛情ご飯を食べ、びっこをひきながらも毎日三度、四度と散歩が日課だった。
年老いたラッキーと散歩をしていると、ご近所さんや通り過ぎる人が応援してくれたり、元気をもらえる、と言ってもらえたり、優しい気持ちになることも多かった。
そんな中、動けなくなった、と母から連絡がきたのが一昨日。
そして昨日、母の腕の中で静かに息を引き取った。
家に帰ると、まだ毛もふさふさしていてただ寝ているみたいだった。
知らせを聞いて、お花を持ってきてくれたご近所さんもいた。
本当にたくさんの人に愛された子だったなぁ。。
正確な年齢は分からないけど、家に来たのは寒くない季節で、家にある愛犬手帳には平成2年、と書いてあるから家に来てから19年。もしかしたらちょうど20歳になってるくらいかも。
大往生です。
写真は、帰国時に再会が嬉しくて撮ったラッキー。