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2006年03月17日

「太陽の子」 灰谷 健次郎 著

「沖縄と戦争」、「心の病」、「沖縄への差別」について、描かれた本です。
暗く深刻なテーマですが、主人公の女の子(ふうちゃん)の健気さ、賢さと優しさとふうちゃんの周囲にいる人たちの温かさによって織り成される世界は、単に暗いだけではない、「人って良いな、大切だな。」と感じられる感動的な本でした。
主人公に限らず、どの登場人物も本当に生き生きとしていて、とても魅力的です。
沖縄の自然と心と言葉の美しさも感じられました。

私は体験したことの無い戦争、けれどかつて、日本では悲惨な戦争を経験している。
特に沖縄では。
けれどその沖縄出身の人たちに対して、偏見を持つ本土の人たち。
この本を読んで、改めて日本の抱える問題についても考えさせられました。